シンポジウム               実験-数理細胞シミュレーション共同研究の新たな局面:           創薬展開への可能性

細胞シミュレーションは基礎研究とって強力方法論になりつつありますが、創薬等にとっても要素還元主義の限界を超える強力なツールになります。本シンポジウムは細胞シミュレーションと実験の共同研究事例を紹介し、創薬への展開を見据えた細胞シミュレーションの活用法とそれから何得られるのかについて第一線の研究者が報告します。単なるパスウェイシミュレーションを超えた新たな細胞シミュレーションを実感していただけるものと思います。(参加のお申込みは下の方にあります。) → パンフレット

開催日時:2015年8月6日(木曜日)、13:00-17:05

場所:東京大学医科学研究所 1号館講堂 アクセスはこちら 構内地図はこちら

主催:東京大学医科学研究所 細胞実験・シミュレーション研究会

共催:東京大学TR機構、株式会社True Cell Simulations

参加費:無料

参加登録:当日参加も可能ですが、なるべく事前登録をお願いします。


 プログラム ダウンロード

司会:東京大学TR機構特任教授 加藤益弘

13:00-13:05 シンポジウム開催にあたって(東京大学名誉教授 清木元治)

13:05-14:50 実験-シミュレーション共同研究事例1

13:05-13:40 がんの浸潤におけるメタロプロテアーゼMT1-MMPの制御

実験側からの報告(神奈川県立がんセンター 星野大輔)

数理側からの報告(大阪大学基礎工学研究科教授 鈴木 貴)

13:40-14:15 転写因子NF-κBの核-細胞質間振動と遺伝子発現

実験側からの報告(東京大学医科学研究所教授 井上純一郎)

シミュレーション側からの報告(TCS代表取締役 市川一寿)

14:15-14:50 Ras–ERK 経路の拮抗因子DA-Rafの細胞・生体機能とその分子機構

実験側からの報告(千葉大学大学院理学研究科教授 遠藤 剛)

シミュレーション側からの報告(TCS)

14:50-15:05 休憩

15:05-16:15 実験-シミュレーション共同研究事例2

15:05-15:40 ストレス顆粒形成によるストレス応答の制御

実験側からの報告(東京大学医科学研究所教授 武川睦寛)

シミュレーション側からの報告(TCS)

15:40-16:15 細胞接着分子CADM1のダイナミクス

実験側からの報告(東京大学医科学研究所教授 村上善則)

シミュレーション側からの報告(TCS)

16:15-17:00 パネルディスカション及び質疑応答

モデレータ:加藤益弘

パネリスト:井上純一郎、村上善則、武川睦寛、遠藤 剛、星野大輔、

        鈴木 貴、市川一寿

17:00-17:05 閉会のご挨拶(東京大学医科学研究所所長・教授 村上善則)